千鳥ヶ淵戦没者墓苑は千代田区
 三番町にあります 日中及び
 太平洋戦争で 主に国外で死亡
 した軍人・民間人の遺骨のうち
 身元不明や引き取り手のない
 遺骨を安置している施設です

 1959年に「政教分離」の
 原則に則り 特定の宗派を持た
 ない施設として環境省が維持
 管理しています

 遺骨を納めた納骨堂は六角堂と
 呼ばれ その名の通り上空から
 見ると 六角形の形をした建物
 であり六角堂の中央には古代の
 豪族の寝棺を模した陶棺が設置
 されています(写真中央)

 毎年五月には厚生労働省が主催
 する「拝礼式」が行われる
 その式典には総理大臣をはじめ
 外務大臣・防衛大臣・環境大臣
 等の国務大臣 都道府県知事の
 代表 日本遺族会会長 遺族の
 代表者等が出席し献花を行う

 「拝礼式」の行われる六角堂に
  祭壇には天皇・皇后から下賜
  された大きな花籠が飾られ
  皇宮警察本部の音楽隊などが
  国家などの演奏をする

 また 敷地内には多くの石碑
 が建てられ 一層の荘厳さを
 醸し出しています

 松瀞会からは 回廊内に六つの
 献花をいたしております

 献花ですので 古流の伝統の
 生け方をしています

 普通「献花」というと 祭壇に
 菊の花を捧げるのが 一般的
 ですが 松瀞会では 死者の魂
 が「永遠なれ」という願いを
 込める意味で「常緑樹」を使い
 献花とさせていただいています

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