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古流いけばなには 基本となる
5つの花型があります
真 本手生け
行 受流し生け
片落し生け
留流し生け
草 流し生け
の5つが「古流生花」の
基本型となります
この中で最も基本とされるのが
真の本手生け
であり 後の4花型は この
本手生けから派生したものです
ですので 正式の場では 真の型
を生ける決まりとなっています
全ての いけばな についても
いえる事ですが使う本数は必ず
奇数の本数を使います
陰陽和合の法則に則り 陽の数
である 奇数を使う決まり事が
あります
特に 真の本手生けは 真・流
・受け・流の埋・受の埋・真添
・留 の七本の役枝によって
成り立っております
![](https://koryuikebana.com/wp-content/uploads/2020/04/4-1024x768.jpg)
この七本のうち 流の枝の位置
の移動によって 5つの大きな
変化を見せた花型が 五態と
いわれるものです
花型は主たる枝の真・流・受の
三つの枝を以て 天・地・人の
三才の形をなしている主枝と
言える物であり他の四つの役枝
真添え・留・流の埋・受の埋の
枝は 主枝に従属している枝で
あります
生け方の目標は花材の自然界に
おける出性を大切にしながらも
各自の技術を加え 見る人に
好感を与える事です
また 花型は いずれも本勝手
と逆勝手の二種に分かれます
![](https://koryuikebana.com/wp-content/uploads/2020/04/IMG_0295-682x1024.jpg)